こんにちは、Chiposaです!
海外に行くとなると、心配なのが携帯電話。長期の生活の場合はもちろん、短期の旅行や出張でも現地で使えると安心ですよね。
海外でもお手頃に使えるキャリアを探しているという方におすすめなのが「楽天モバイル
」。
筆者も渡米前に契約しましたが、結論、楽天モバイルにしてきて正解でした。
今回は海外利用を考えている方向けに、アメリカで実際に使った体験談を踏まえて、楽天モバイルについてご紹介します。
楽天モバイルは2GBまでは海外利用無料
楽天モバイル の最大の強みは、手続きをしなくても月に2GBまでなら追加料金なしで利用出来ることです。海外ローミング(提携している現地の回線を使うこと)をすることによって、空港に着いた瞬間から、インターネットも電話も使えます。2GBを超えて利用する場合も、1GBあたり500円でチャージ出来ます。
海外利用の場合は消費税がかからないため、1GBあたりの料金は、なんと日本国内よりも安いです。また、1GBずつのチャージなので、必要な時に、必要な分だけ追加出来るので、調整もしやすいですね!
チャージをしない場合でも、128kbpsで上限なく利用可能。
少し遅くはなりますが、テキストやLINEでのメッセージのやり取りは出来ます。
楽天モバイルが使える国
海外69の国と地域にて利用が可能です。アジア・北米・ヨーロッパの人気の渡航先はだいたいカバーされています。
インド、インドネシア、カンボジア、韓国、サイパン、シンガポール、タイ、台湾、中国、マカオ、香港、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、オーストラリア、ニュージーランド
アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、カナダ、グアム、ブラジル、ペルー、メキシコ、グアドループ、フランス領ギアナ、マルティニーク、
アイスランド、アイルランド、アンドラ、イギリス、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、クロアチア、ジブラルタル、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア
南アフリカ、モロッコ、レユニオン
アラブ首長国連邦、カタール、キプロス、クウェート
楽天モバイル海外利用の設定方法
渡航前
- STEP1渡航先が対応可能地域か確認
楽天モバイルのホームページより、渡航先と使用する端末(メーカー・モデル)を選択すると、利用の可否とともに、現地の対応回線が確認出来ます。
- STEP2アプリ「my楽天モバイル」にて「海外ローミング」をONにする
- STEP3「my楽天モバイル」にて「国際通話・国際SMS」をONにする
※通話・SMSを利用しない場合はOFFのままでOK
現地到着後
- STEP1端末の「データローミング」をONにする
- STEP2画面上部の通信事業者に「Rakuten」の表示を確認
もしくは現地のキャリア名が表示されれば、利用可能!
日本帰国後
上記でONにした項目をOFFにする。
・アプリ上の「海外ローミング」
・端末の「データローミング」
海外ローミングはONのままでも、通常は問題ないようですが、たまに日本国内でも海外の電波を拾ってしまうことがあるようなので、OFFにしておくことをおすすめします。
楽天モバイルの国際通話・SMSの利用方法
010(もしくは0長押しで「+」)→相手の国番号→相手の電話番号
「+」→相手の国番号→相手の電話番号
※相手の電話番号が「0」から始まるときは、「0」を除いてダイヤルします。
例:090-xxxx-xxxxの場合、国番号の後は、90-xxxx-xxxxで発信
通話について
アプリ「Rakuten Link」同士であれば、通話も無料で使えます。
アプリ利用者以外との、現地同士での通話には追加料金がかかってしまいます。
通話の利用予定がある方は、月額980円の「国際通話かけ放題」に加入しておくと安心。
この場合でも海外同士の通話では、「Rakuten Link」経由で電話を掛ける時のみ対象になるので、要注意です。
SMSについて
SMSもアプリ「Rakuten Link」同士であれば、無料で使えます。
しかし、アプリ利用者以外への送信に関しては、追加料金がかかってしまいます。
Androidの場合は、相手がアプリを利用していなくても、対象国内であればアプリ経由で無料で送信が出来るようですが、iOSの場合はアプリ経由での送信が出来ません。
いずれにしても、受信に関しては無料のようです。
楽天モバイルでは端末の販売もしているので、端末の買い替えも同時にご検討の方は、販売端末一覧よりご確認ください。
ちなみに、アメリカの方々は日常的にSMSを利用するので、現地の人と連絡を取る可能性のある方は、要注意です。
楽天モバイルのプラン料金
楽天モバイルの月額プランは、シンプルにひとつだけ。
月ごとの利用料によって、料金が変動するシステムになっています。
3GBまで:980円(税込1078円)
20GBまで:1980円(税込2178円)
無制限:2980円(税込3278円)
新規申し込みで楽天ポイント付与などのキャンペーンをしていることが多いので、ポイントを利用して数か月実質無料で携帯電話を使うということも可能です。
楽天モバイルを海外で利用するメリット
日本の番号を格安でキープ出来る
月額1078円で2GB使いながら、日本の電話番号をキープ出来るのが最大のメリット。
一時電話番号預かりシステムを導入しているキャリアもありますが、その場合は月額料金は抑えられるものの、預かり期間は電話番号を使えません。
滞在期間にもよるかと思いますが、海外にいても日本の番号を利用するシーンがある方にとっては、現地のSIMと併用して使うという方法もあります。
筆者は当ブログ開設の時など、日本のサービスを契約したい時に、日本の電話番号を使いました!それ以外にも、日本から短期で家族や友人が遊びに来た時にも、自分は現地SIMがあるので、楽天モバイルSIMを一時的に貸していました。
eSIMに対応している
楽天モバイルは、最近注目の端末内蔵型のeSIMにも対応しています。
海外と日本を行き来する方にとっては、現地SIMとの切り替えが簡単だし、紛失の恐れもないので大変便利です。
筆者も先日iPhoneの買い替えのタイミングで、eSIMデビューしました!
海外にいても、楽天モバイルのアプリ上で簡単にeSIMへの変更手続きが出来て、現在は2つのeSIMを1台の端末で使っています。
楽天モバイルを海外で利用するデメリット
速度が遅い時がある
利用する国や地域にもよりますが、通信速度が遅かったり、繋がりにくい場合があります。
機内モードのON/OFFや、端末の再起動などをして、電波受信をリセットすると繋がる場合もあるので、試してみてください。
アメリカではAT&TもしくはT-Mobileの回線を利用します。どちらも現地SIMにて契約していたことがありますが、そもそも場所によって電波が弱いことが多いです・・・
アメリカでは、レストランやショッピングモールなど、さまざまなところで無料Wi-Fiが使えるので、多少遅くても問題なく使えます。
現地の人に嫌がられる場合がある
現地の人からしたら、日本の電話番号に国際発信することになります。
国際発信だと追加料金が発生したり、通話料が高額になることが多いので、迷惑がられる可能性が高いです。
また、そもそも「080」や「090」から始まる電話番号は日常生活で見かけないので、不思議な顔をされることもあります。
旅行や出張の場合は、楽天モバイルだけでも十分ですが、長期での滞在の場合は、現地の電話番号を持つことをおすすめします。
まとめ
今回は、海外利用におすすめの楽天モバイルについて、海外での使い方やメリット・デメリットをご紹介しました。筆者は渡米前に楽天モバイルにして良かったと思っています。海外からも申込みが出来るようなので、これから海外に行く方も、すでに海外生活をしている方も、ぜひ利用してみて下さい。
質問やコメント、リクエスト等ございました、コメント欄にお願いします! それでは、See you soon!
コメント
はじめまして。
もうすぐアメリカに移住予定で楽天モバイルへの乗り換えを検討しているのですが、「iOSの場合は、着信にも料金が発生する」というのが心配で躊躇しています。
Chiposaさんは基本的に「国際通話・国際SMS」をOFFのままでアメリカで利用されているのでしょうか。
はじめまして!コメントありがとうございます。
私は渡米してすぐに現地の電話番号を取得したので、楽天モバイルはサブとして利用しています。
なので、基本的には国際通話・SMSはOFFにしていて、日本の電話番号認証等が必要な時にだけ解除するようにしています。
個人的には、アメリカだと通話やSMSを使う頻度が日本よりも多いので、移住のご予定であれば早い段階で現地の電話番号を取得することをおすすめします。