こんにちは、Chiposaです!
国が違えば文化も違うということで、海外に行ったことがある方は、カルチャーショックを受けた経験が多いかと思います。
筆者は、大学時代の留学経験と、現在のJ-1ビザでの滞在歴を合わせると、2年ほどカリフォルニアで生活していますが、未だにびっくりすることが毎日のように起きます。それが海外に住む面白い点かなとも思いますし、住んでいて飽きないのが異文化社会のカリフォルニアが好きな点でもあります。
今回は、アメリカで生活している方なら「あるある」と共感していただけそうな、カルチャーショックについてまとめてみました。
スーパーで買う前に勝手に試食
アメリカのスーパーでたまに見かけるのが、勝手に試食している光景。
ブドウなどを買う際に、一粒試食して買う方がたまにいます。
アメリカでも普通とまではいきませんが、日本では考えられないことが、スーパーでも何気なく起きています。
学生時代に、量り売りのハムを店員さんから受け取った瞬間から食べ始めるアメリカ人の友人がいました。彼曰く、量り売りで既に値段シールが貼られているから、払う金額に影響ないため食べてOKとのことです。それにしてもハム食べながらお買い物って・・・
窓口対応は運次第
政府の機関だとしても、対応するスタッフによって対応や回答がまちまちなことは珍しくありません。
免許取得や、銀行開設など、アメリカでの生活が始まると手続きをすることがたくさんありますが、「この前と言っていることが違う!」ということはよく起きます。
例えば、書類不備で、ある箇所を直して再度来るよう言われても、次に行った時には、別のことを言われて二度手間になったり、逆に同じ状況でも日を置いて再度チャレンジしたら問題なく手続きが出来たということもあります。
DMV(アメリカの免許センターのような機関)の窓口対応は、マイペースな方が多いと言われており、時折映画などでも風刺されているほどです。
また、手数料などの会計も、間違って計算されていることも少なくないので、しっかり確認することをおすすめします。
以前、DMVで車両登録をした際は、予定よりも会計額が高かったため、見直してほしいと窓口に伝えたら、パッと確認をして100ドル近く安くなった請求書を出されました。
ごみの捨て方がダイナミック
地域によって異なりますが、筆者の住むベイエリアではごみの分別は基本3種類のみ。
カリフォルニア州では、家庭から排出するごみの半分はリサイクルするよう、各自治体に義務付けているようです。
- COMPOSE/ORGANIC:堆肥に出来るごみ、生ごみ
- RECYCLE:リサイクル出来るごみ(プラスチック、缶、瓶、ペットボトル、段ボールなど)
- TRASH:埋め立てにするごみ
日本だと細かく分別しなければいけない自治体が多いのに比べ、アメリカでは分別をしない地域もあるのだとか。
各家庭で、種類ごとに色分けされた大きなごみ箱にまとめ、週に一回ごみ収集車が回収に来ます。
アームのついた大きなトラックで、そのアームでごみ箱を持ち上げ、逆さにして中身を全て出します。
アメリカは、ごみ収集車まで迫力があります!
ちなみに街中でのごみの捨て方もとても大雑把で、飲みかけのソーダなどは、中身ごとそのままごみ箱に入れる人が多いです。液体まで一緒に捨てるとは、衝撃的ですよね。
路駐は普通、駐車場では前から突っ込む
車社会のアメリカでは、車を停めていい道路がたくさんあります。
無料でいつでも停めていい場所、曜日や時間に制限がある場所、駐車料金を払って停める場所など、路駐をするにも色々と種類はありますが、日常的に車が歩道脇に並んで停まっている様子は日本ではなかなか見ない光景。
また、ショッピングモールやレストランを利用する際の駐車場では、日本はバック駐車をする人が多いかと思いますが、アメリカは前から突っ込む人がほとんど。
駐車場が広いからなのか、国民性なのかはわかりませんが、白い線の中に納まっていればOK で、曲がっていても気にしないというスタンスの人が多いように感じます。
なんでも返品する
アメリカでは使ったものでも返品出来ることが多いです。
セール品などは、「返品不可」の記載があったり、購入の際に説明をされたりしますが、多くのものはレシートと商品を持って行けば、理由なども聞かれることなく、すぐに返品処理をしてくれます。
プレゼントでさえも気に入らなければ返品をするほどで、「ギフトレシート」という、プレゼント用のレシートもあります。
学生時代、自転車を買った友人が、数週間乗ってみたけれど、他にいい自転車を見つけたからという理由で返品していました・・・
このような返品文化があるため、クリスマス直後は、年内に在庫を売り切りたいという理由の他に、大量の返品されたものもあるので、実はお特にお買い物出来るチャンスです。
国歌を歌う場面が多い
スポーツ観戦に行くと、必ず試合の前に国歌が流れ、アメリカ人は起立して胸に手を当てて歌います。
プロの試合だけではなく、小さなマラソン大会やランニングイベントのスタート前にも国歌が流れることもあります。
また、住宅街を歩いていると、国旗を掲げている家もあり、「アメリカにいるんだな」と実感するとともに、愛国心が強い人が多いことに気付かされます。
土足=汚いの感覚がない
家の中でも靴を脱がない家庭が多いアメリカですが、日本人の感覚的には土足NGと思うような場所でも、平気で靴のままで使います。
例えば、店内の展示のソファーやベッドも靴のまま足を乗せている人がいたり、電車やバスでも足を組んで座る際など、座席に靴が触れても気にしません。
床や地面に座る人も日本より多く見かけますし、以前教室の前で寝そべっている学生を見たこともあります。土足が生活で当たり前だからか、汚さに対する感覚が違うと思う場面は多くあります。
トイレの個室の隙間が空きすぎる
アメリカのトイレのドアは、必ずと言っていいほど、隙間が空きすぎています。特に下の隙間はかなりあり、足元は丸見え状態。
どうやら犯罪防止のために、中の状況がわかるようになっているそうです。もちろん音姫も付いていません。トイレの作りひとつを見ても、日本は比較的安全な国なのだなと実感します。
ちなみに、トイレに鍵やパスコードが付けられており、係員に言わなければ使えなかったり、一般に開放していなかったりすることもよくあります。
特に治安が良くないエリアや都心部では、トイレを見つけるのに苦労する場合があるので、お出掛けの際はご注意を!
まとめ – 毎日が新鮮なアメリカ生活
アメリカに住んでいる方は「あるある」と共感していただけることもあるかと思いますが、日本人からしたらびっくりなことが多いのではないでしょうか。
ここでご紹介したのはほんの一部で、実際は毎日のように「なんで!?」と思うことの連発です。
異国での生活は大変なことがたくさんありますが、文化の違いを受け入れると面白いと思うこともたくさんです。
この記事がこれからアメリカ生活を始める方の参考になったり、アメリカ生活経験がある方に共感してもらえたら嬉しいです。
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質問やコメント、リクエスト等ございました、お問い合わせフォームもしくはコメント欄にお願いします! それでは、See you soon!
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