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【アメリカのホテルのチップ事情】チェックアウト時だけじゃない!元ホテルマンがまとめてみた

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こんにちは、Chiposaです!
チップ社会アメリカでは、レストラン以外にもチップを払うシーンはたくさんあります。
ホテルに滞在する予定だけど、どうやってチップを払えばいいのだろう。
そんな方に向けて、元外資系ホテル勤務の筆者が、アメリカのホテル利用時のチップについてご紹介します。

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ホテルでチップを払う時ってどういう場合?

ホテルでのチップは、様々なシーンで必要になります。
対応するホテルマンの職種ごとに、チップが必要になるシーンと相場をまとめました。

ドアマン

まず到着時にお出迎えをしてくれるのが「ドアマン」。
ゲストのお迎え・お見送りが彼らの仕事です。ドアの開閉のみの場合は基本的には必要ありませんが、大荷物で到着し、タクシーや車から荷物を運び出すお手伝いをしてくれた際には、チップを渡すことが望ましいです。また、出発時にタクシー手配などで助けてもらった際にチップ(1〜2ドル)を渡します。

ベルボーイ

チェックインが済み、お部屋までの荷物運びを手伝ってくれるのが「ベルボーイ」。
ベルボーイの仕事は幅広いですが、ロビーの管理やゲストのお手伝いが彼らの仕事です。チェックアウト時も荷物のお手伝いが必要な場合は、フロントやゲストサービスに連絡をすると、ベルボーイが来てくれます。荷物の大きさや重さにもよりますが、荷物1つ/1回につき2ドルが相場。

ハウスキーピング

ホテルによっては「ターンダウン」という、寝るためにベッドを整えてくれるサービスがあります。
チップを渡さない派も多いようですが、夕方に部屋を開ける場合は、ターンダウンをしてくれるハウスキーピングスタッフに向けて、チップをベッドやナイトテーブル上に置いても◎。
連泊の際は、清掃に入ってくれるスタッフに向けて、チップを置きます。
そしてチェックアウト時にもお礼の意味を込めて、チップを置きましょう。
チップの相場は1部屋1泊につき1〜5ドル。ホテルのグレードの他、ベッドの大きさや数によっても異なります。シングルベッドは1台1ドル、キングベッドは1台2ドル、スイートルームは5ドルほどを目安にしましょう。

インルームダイニング

ホテル滞在をすると、部屋でお食事を取ることもあるかと思います。
お部屋にお食事を運んでくれる「インルームダイニング」のスタッフにも、運んでもらったタイミングでチップ(1〜2ドル)を渡します

コンシェルジュ

レストランの予約や、コンサートなどのチケット手配のお手伝いをしてくれるのが「コンシェルジュ」。予約や手配が難しい場合は、感謝の意味を込めてチップを渡します。
1相談につき5ドルほどが相場ですが、内容の難易度によっては5ドル以上払う場合もあります。

バレーパーキング

車の駐車をお任せするバレーサービスを利用した場合は、チェックアウトの精算時に代金を支払うのとは別で、スタッフにもチップを渡します。車を受け取るタイミングで1〜2ドルほど渡しましょう

クローク

荷物やコートを預かってもらう時は、スタッフにチップを渡します。1点につき1〜2ドルが相場。有料の場合は、チップを渡さなくても大丈夫です。

バー

精算方法にもよりますが、都度支払いをする場合は、オーダーごとに1〜5ドル程度が相場。
オーダーするドリンクの価格や、数量に応じて調整しましょう。退店時にまとめて支払う場合は、合計額の18〜20%を目安に、サービスの質やホテルのグレードに応じてチップを払います。
チップはバーテンダーやウエイターに直接渡すか、会計時に含めるようにしましょう。

ちなみにホテル内のバーでは、宿泊料と一緒にチェックアウト時に精算(部屋付け)をすることも出来ます。その場合はチップ額と合計額、サインの他に部屋番号も記入しましょう。

レストラン

グレードが高いレストランにおいては、20%ほどのチップが理想的。
バー同様、レストランでも、宿泊料と一緒にチェックアウト時に精算をすることも出来ます。

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ホテルではどうやってチップを払えばいい?

ホテルでは、役割を分けてスタッフが働いています。また、時間帯などによって、スタッフが入れ替わる場合が多いので、チップを渡す際は「その場で直接」が基本です。その際ですが、コインではなく、紙幣で渡すようにしましょう。

直接渡せる場合

紙幣をたたみ、握手をする際に手に挟んで渡せるとスマート。
パンデミック後は、アメリカでも握手をする機会が以前に比べ減りましたが、握手をしないとしても、さりげなく渡せるのが理想的です。

直接渡せない場合

直接渡せないハウスキーピングスタッフへのチップに関しては、テーブルやベッドの上など部屋のわかりやすい場所に置きましょう。

連泊の場合、チェックアウトの日にまとめてチップを置く方もいますが、都度担当のスタッフにチップが渡せるよう、日ごとにチップを置くのがベター

基本的にはテーブルやベッドの上など、わかりやすい場所に置きますが、ホテルによってはゴミを片付けるスタッフと、部屋を清掃するスタッフが分かれており、ゴミ担当のスタッフが全てチップをもらった後に、清掃スタッフが入るということもあるそうです。清掃してくれるハウスキーパーのために枕の下に隠しておくという方もいるようです。

ホテル滞在をするとしても、チェックイン・アウトをはじめとし、スタッフとの会話は必須。英会話に不安があるという方は、オンライン英会話の活用がおすすめ!
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マナーを知って、スマートに

今回はアメリカでのホテルのチップ事情についてまとめました。
レストランのように、支払いにチップをプラスするだけではない場合があるので、なかなか渡すタイミングを掴むのが難しいですよね。この記事が、スマートに感謝の気持ちを渡して、素敵なホテルライフを送るきっかけになれれば嬉しいです。

質問やコメント、リクエスト等ございました、コメント欄にお願いします! それでは、See you soon!

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