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アメリカ入国審査|英語が話せなくても大丈夫?2025年最新Q&Aと注意点まとめ

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入国審査 英語が話せなくても大丈夫?注意点やQ&Aリストをご紹介 Tips for Global Living | 海外生活のヒント
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旅行や出張、留学、就職など、どんな目的であっても、アメリカに行くなら避けて通れないのが「入国審査」。

英語が得意な人でも、あの独特の緊張感に思わずドキドキしてしまうものです。
特に英語が苦手という方にとっては、出発前から不安を感じる場面でもありますよね。

この記事では、アメリカ生活経験者の筆者や家族・友人の実体験をもとに、
2025年最新の入国審査の流れ・質問例・準備ポイントを詳しく紹介します。

これからアメリカへ渡航予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

こんな方々はチェック

これからアメリカに渡航予定があるけれど英語が話せなくて不安
何を聞かれるのか事前に準備しておきたい

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英語が話せなくても大丈夫?アメリカ入国審査の基本を理解しよう

入国審査が厳しいことで知られるアメリカ。たまに別室送りになったという話を聞くので不安な方も多いかと思いますが、英語が話せなくても正直に誠実に受け答えすれば、問題ありません

入国審査の目的

アメリカの入国審査は、入国者の滞在目的や期間、帰国の意思を確認するために行われます。
英語力を試す場ではないため、英語が流暢でなくても問題ありません。
ポイントは、質問に対して落ち着いて、シンプルに答えることです。

入国審査で日本語は通じる?

多言語・多文化国家のアメリカですが、残念ながら日本語が堪能に話せる入国審査官は多くはいません。日系人が多いハワイや、主要空港(ロサンゼルス・サンフランシスコ・ニューヨークなど)では、まれに日本が通じる審査官がいる場合がありますが、基本的には入国審査は英語で行われるという認識でいましょう。

Chiposa
Chiposa

たまにフレンドリーな審査官が「コンニチハ」や「アリガト」と日本語で話し掛けてくれてほっこりすることがあります♪

英語が話せない場合はどうする?

日本語が通じる場合は少ないですが、アメリカは多言語・多文化国家のため、街中でも英語が通じない人はたくさんいます。特にカリフォルニア州やニューヨークは、さまざまなバックグラウンドの人々が住んでいるので、入国審査官も他の国に比べると英語が話せないことに対して寛容な印象です。

現在はスマートフォンなどの翻訳機能を使う方も増えているだとか。
本記事でも紹介しますが、入国審査で聞かれる質問はある程度決まっているので、あらかじめ準備をしておけば心配する必要はありません。

どうしても聞き取れない場合は、
“Sorry, I don’t understand. Could you repeat slowly?”
(すみません、もう一度ゆっくり言ってもらえますか?)
と伝えれば丁寧で印象も良いです。

また、多くの場合は、ジェスチャーも使って伝えてくれるので、英語がわからなくてもなんとか入国手続きが出来たという場合が多いです。

Chiposa
Chiposa

ちなみに、筆者の両親は英語が話せませんが、二人とも無事に入国出来ました!
母に関しては、英語がわからず首を傾げていたら、特に何も質問されずにパスポートの提示と指紋採取、写真撮影だけで終了したようです。

日本のパスポートは、世界の中でもトップランクに信頼のある強力なパスポートという話は有名ですが、入国審査を受けるとそれを実感します。筆者も何度も入国審査を受けていますが、旅行での滞在の場合は、帰国便のチケットさえあればパスということもあります。

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アメリカ入国前に必ず準備しておくべき3つのポイント

① ESTAの申請は72時間前までに!公式サイトで安全に手続き

観光や短期滞在の場合、ESTAの申請が必須です。
2025年時点では、出発の72時間前までに申請することが推奨されています。
代行サイトは手数料が高い場合があるので注意が必要です。

申請は公式サイト(https://esta.cbp.dhs.gov)から行うようにしましょう。
料金は2025年9月の改訂以降40ドル。クレジットカードでの決済が必要となります。

ESTAは必ず渡航日の72時間前までには申請をするようにしましょう。申請漏れや不備があると搭乗拒否や入国拒否となる場合があります。

※詳細や最新の情報に関しては、ESTA申請公式サイトや、アメリカ大使館のホームページをご確認ください。

② 滞在先・帰国便情報を控えておく

入国審査では、「Where will you stay?(どこに泊まりますか?)」
「When will you return to Japan?(いつ帰国しますか?)」など、
基本的な質問がされます。
ホテルや滞在先の住所、帰国便の詳細をスマホのメモや印刷した紙で用意しておくと安心です。

前述しましたが、入国審査の一つの大きな目的は、不法入国や不法滞在を防ぐことにあります。
そのため、帰国便のチケットを持っていると、帰国日がはっきりとしている証明になります。

また、短期商用目的での渡米の場合は、ビジネスに関する詳細を聞かれる可能性がありますので、関連書類などを手荷物に入れて取り出せるように準備しておくと安心です。

③ 翻訳アプリを事前ダウンロード

英語が苦手な方におすすめなのが、翻訳アプリ(Google翻訳など)
オフラインモードを事前にダウンロードしておけば、空港のWi-Fiが不安定でも使えます。
スマホ画面を見せて意思を伝えるだけでも十分です。

アメリカの入国審査の流れと質問例

事前に準備するべきものをご紹介しましたが、よく聞かれる質問についても事前準備が出来れば安心ですよね。もちろん審査官や状況によっても聞かれる質問は変わりますが、ここではよく聞かれる質問と回答例をご紹介します。
質問の内容としては主に滞在目的、滞在期間、経済状況があげられます。聞かれる内容はシンプルなので、短く・落ち着いて答えることが大切です。

アメリカ入国審査の流れ
  • STEP 1
    パスポートを渡す

    「NEXT!」と呼ばれたらブースへ行き、パスポートを渡します。

  • STEP 2
    写真撮影

    カメラを見るように言われます。

  • STEP 3
    指紋採取

    親指(thumb-サム)とその他4本の指(the rest/other four)の指紋を取ります。

  • STEP 4
    口頭での質問

    入国に必要な質問をいくつかされます。

  • STEP 5
    パスポートを受け取り入国!

    無事に審査を通るとパスポートが返却されついに入国!

    ※STEP 2-4は審査官によって順不同、作業をしながら質問される場合もあります

滞在目的について

まず必ずと言っていいほど聞かれるのが、滞在の目的です。
ESTAでの入国の場合、観光目的での入国の方がほとんどかと思われますので、あまり深掘りされることはありません。商用目的の場合は、詳細を聞かれる可能性があるので、簡潔に説明が出来るようにしておくと安心です。

質問例
  • What is the purpose of your stay (visit)? - 滞在の目的は何ですか?
  • What are you coming (visiting) here for? – 何のために来ましたか?
  • What are you going to do in the United States? – アメリカで何をする予定ですか?
回答例
  • I’m here for sightseeing. - 観光に来ました。
  • I came here to visit ○○. - ○○を訪ねに来ました。

滞在期間について

1ヶ月以内程度の滞在であれば、こちらも特に深掘りされる可能性は低いかと思われます。
ESTAでは最長90日間までの滞在が可能ですが、期間ギリギリまでの滞在の場合は、質問事項が増える可能性が高いようです。

帰国便のチケットがあれば、帰国予定日の証明になりますので、特に滞在日数が長めの方は手元にチケット情報を用意しておくと安心です。

また、併せて滞在先も聞かれることがありますので、ホテル名や住所も答えられるように準備しておきましょう。

Chiposa
Chiposa

ちなみに、筆者の父親は私の家に5週間ほどの滞在予定でしたが、特に追加質問はされなかったようです。

質問例
  • How long are you going to stay in the U.S.? - どのくらいアメリカに滞在しますか?
  • How many days are you planning to stay? - 何日間滞在する予定ですか?
  • Where will you be staying? – どこに滞在しますか?
  • What is the address you will be staying at? – 滞在先の住所はどこですか?
  • Do you have a return ticket? – 帰りの航空券はありますか?
回答例
  • I will stay here for 2 weeks.  - 2週間滞在する予定です。
  • I am going to stay at ○○ hotel.  - ○○ hotelに滞在予定です。
  • The address is △△.  - 住所は△△です。
  • Yes, here it is. -はい、こちらです(チケットを見せながら)。

経済状況について

アメリカで滞在するために十分な経済力があるかどうかの確認をされる場合があります。
アメリカはカード社会のため、基本的には多くの現金を持って行く必要はありませんので、アメリカで利用出来るクレジットカードを持っているという旨が伝われば問題ありません。

質問例
  • How much do you have in cash? - 現金をいくら持っていますか?
  • Do you have (credit) cards? - クレジットカードは持っていますか?
回答例
  • I have 200 dollars in cash. – 現金で200ドル持っています。
  • Yes, I have 200 dollars in cash and credit cards as well. 
     - 200ドルの現金とクレジットカードも持っています。

パスポートはカバーから外して渡すようにしましょう。
入国の際には、写真撮影および指紋採取も行います。
帽子や眼鏡、マスクは外すように指示があるので、あらかじめ用意しておくとスムーズです。
指紋に関しては、親指(Thumb)とその他4本の指(the other four fingers)を分けて登録をします。

アメリカ入国審査をスムーズに通過するための3つのコツ

①虚偽申請をしない

絶対にしてはいけないのが、当たり前ですが、嘘をつくことです。
繰り返しになりますが、入国審査では犯罪はもちろん、不法入国や不法滞在をしないかどうかを見極めています

虚偽申請をして、少しでも矛盾があると、追加の質問をしたり、場合によっては別室送りとなってしまいます。別室送りになると、アメリカでの滞在先や知り合いに、身元確認の連絡が入るなど、かなり面倒臭いことになる場合が多いです。

②曖昧な回答をしない

曖昧な回答も誤解を招く原因となってしまいます。
特に英語が苦手な方は、質問の意味がわからないままなんとなく答えるのではなく、わからないという旨をはっきりと伝えましょう。

使えるフレーズ例
  • Could you say that again please? - もう一度おっしゃっていただけますか?
  • Could you speak more slowly please? - もう少しゆっくり話していただけますか?

③事前準備をしておく

ESTAの控え、ホテル情報や帰国便のチケットなど、必要になり得る情報や書類はあらかじめ準備をしておくと安心です。完璧に英語を話せる必要はありませんが、入国審査で使われる英語フレーズにも目を通しておけば、落ち着いて入国審査を受けることが出来るかと思います。

渡航前の英会話の練習をしたい方はオンライン英会話の無料体験などを活用することをおすすめします。特にネイティブキャンプ 無料体験期間が7日間と長く、レッスン回数無制限で月額6480円からと破格。講師陣もネイティブスピーカーだけではなく、世界中の英語話者を採用しているため、24時間いつでもどこでも受講が可能です。レッスンも自分でカスタマイズ出来るので、入国審査の練習も可能です。

審査官も同じ人間です。
緊張しすぎず、丁寧に「Hello」「Thank you」と言うだけで印象がぐっと良くなりますよ。

「Global Mind」で乗り越える入国審査

入国審査はただの“手続き”ではなく、異文化との最初のコミュニケーションでもあります。
うまく話せなかったとしても、伝えようとする姿勢こそがグローバルマインド。

緊張よりも「新しい場所での第一歩を踏み出すんだ」という前向きな気持ちで臨めば、
きっと良いスタートが切れるはずです。

まとめ – 英語が苦手でも大丈夫。事前準備で安心して出発しよう!

  • 英語が話せなくても、入国審査は通過できる
  • ESTA・滞在先・帰国便情報をしっかり準備
  • 落ち着いて、正直に、笑顔で対応

入国審査は“旅のはじまりの通過儀礼”のようなもの。
しっかり準備をして、アメリカでの新しい体験を楽しんでください♪

質問やコメント、リクエスト等ございましたら、お問い合わせフォームもしくはコメント欄にお願いします! それでは、See you soon!

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